社長が忙しいのは、能力不足のせいじゃない!

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社長、お忙しいですか?
それとも、自分でなんとでも調整できますか?

まぁ、内心忙しくて死にそう~でも、
余裕があるように見せるタイプもいらっしゃいますが。

私ね、前回お話ししたように

「社長とは、旗印をあげて
 責任を負う宣言をした存在」

だと思ってます。

必ずしも得意なことばかりじゃないし、
この先に何が起こるかわからない。
未来に確証なんてない。

でもそれでも手を挙げたんです。
だから私は社長を
「勇気ある戦士」だと思っています。

目次

雇用した瞬間から始まる「伝わらない問題」

現場に投入される戦士は
文字通り現場で汗を流すタイプですね。

でもそれだけじゃ、到達点は知れたもの。

一馬力じゃ、パワー不足は明らかなので
従業員を雇って、パワーを増強しようと動きます。

だから問題が発生するのを承知で
従業員を雇うわけです。
それを知ってるからこそ、孤独にもなる。


自分自身でやるのと最大の違いは
コミュニケーションが避けられないこと。
しかも言葉でも言葉じゃないことでも、の両方で。

「ちゃんと言ったのに!」
「わかったって言ったじゃないか!」

こんな気持ちを隠して
何とか毎日を回しているのかもしれませんね。

「自分でやったほうが早い」という葛藤との戦い

これ、戦士の得意なスキルでしょうか?
明らかにそうでない人もいるんです。

人を動かすより、
自分でやった方が早いってタイプが。
(私もこのタイプですけどね)

本心では苦手だと思っていても
平気なフリしている人もいます。

「やる人からやらせる人へ」
誰かに言われませんでしたか?

面倒は誰かに任せて、
自分の得意な分野を進めたい!
こう思うのもある意味で当然なんです。


でもたいていは自分が社内で
一番のエンジンを備えていると思ってます。

だから、そんな些事にこだわるくらいなら
業績を上げる方向に行きたいっ!

そう思うのも自然です。
自分の会社だもんね、当たり前のこと。


ここで内面の葛藤が発生します。
しなきゃいけないけど、
苦手だという自覚もある。

何かあれば自分が責任とるわけだし
「まぁいいか・・」

そうなると、逃げ道を探し始めます。
「忙しいんだからしょうがない」

自分はその責任から逃れることも考えます。
「とりあえず君、管理職だからね」

適性があるかどうかも分からないのに・・。
身に覚えはないですか?

問題の原因は「上司と部下」の関係そのものにある

社長を責めたいんじゃないんです。
なんでもできるわけ、ないじゃないですか!

上司・部下の関係になると
必ず発生する「構造」の問題なんだということです。

あなたが未熟だからじゃない。
決して能力が不足しているわけじゃない。

社長という構造の中にいるからなんです。

忙殺されることを自分に許可して
「問題を考えないようにする」
ワナがそこにはあります。

すぐに使える解決策はあるのかって?

ありません、残念ながら。
でも理解が先に立つ、ってことが言いたいのです。

ただ・・このことを知っていれば、
ちょっとだけラクになる。

少なくとも個人起業の域を超えたら、
ひとしく遭遇するハードルなんですから。


次回は社長のもつ価値観に切り込みます。

誤った使い方をすることで、
「有望な従業員の成長の芽を摘み取ってしまう」
そんな危険があるんです。

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この記事を書いた人

会計事務所で20年以上働いてきましたが、税理士ではありません。■中小企業診断士として登録してますが、診断しない診断士です。■むしろ資格よりも人を見るクセがついたのかも。■社会人のスタートはプログラマーでした。PCはかなり好きです。自作経験もあります。■ただ、Macにはいまだに苦戦中。Windows歴が長すぎるので(笑)

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