02-02 師匠探しは「終わりのない旅」の始まりかもしれない

あなたがよく使う問題解決のルールは何ですか?
時間があればできるかもしれないけど、忙しいですもんね。

解決しなきゃいけないことはイロイロある。
だからスムーズにスピーディに解決して次へ進みたい。

でもあなたの内面をえぐるような深い問いになればなるほど
ほとんどの人は頭を抱えることになる。
誰に助けをもとめるべきか・・ってね。

これはあなただけじゃないんです。

目次

専門家のいない領域では誰に相談するのか

「困ったから相談したい」というのは分かりやすい。

もし実務上の問題なら専門家を活用すればいいわけで。
解決への道は、ほぼ期待できます。

取引先と契約内容の争いになりそうだと思っていたら、
相談する先はまずは弁護士さんでしょ。

あとはHPやパンフレットなどをみて、
その先生の得意分野が何かをチェックすればいい。

こうした手順を踏めば、実は交通事故専門だったとか
間違った相手に相談するリスクは負わずに済むはずです。


ただ自分の内面の悩みを話す相手を選ぶなら、
「この人なら自分の恥をさらしてもいい」
そう思えないと、腹を割って話すことは難しいかも。

・家族
・契約した顧問
・コンサル、コーチ
・経営者仲間
・先輩、後輩

あなたがこの種の相談の相手に選んでいるのは、
どのタイプでしょうか?

あなたのプライドが邪魔することもある。
相手にだって遠慮がないとは言えない。
ましてフィーを受ける相手なら。

お互い本音を探っているうちに、
貴重な時間やお金を失うこともあるでしょう。

人生の指導を仰ぐほどの相手になると、
巡り合えるかどうかも怪しくなる。
尊敬を集めている人だって、地位のある人だって、
あなたに相応しいかどうかの目安にはならない。

たとえあなたをよく知る人からの紹介でも
信頼できたり、波長が合うとは限らないわけで。

全てを委ねることができる相手がいたとしたら、
それはもう「宗教と変わらない」という見解も成り立ちます。

あなたが自らのハンドルから手を離したことを示すので
ある意味で「悩みは消える」かもしれないけれど。

師匠を見極めるころには、もう卒業段階にいるはず

相談相手が師匠で、あなたが弟子だとする。

師匠が弟子より優れているのが明らかだとすると
避けられない問題がどうしても生まれてしまうのです。

それは、弟子からは師匠の
「真の価値」を判断することは難しいということ。

師匠の真の偉大さが本当にわかるとすれば、
この方と同等かそれ以上の存在に
「あなたが」なっていなくてはならない。

そんなことって可能なのだろうか?
だから、師匠を探す行為は運任せというほかはない。

もしそんな存在が見つけられたら、
よほどの幸運と思わなくては。

ただ確率論からいって、忙しくしているあなたが
出会う可能性は高くはないはず。
導かれるように出会うってこと自体は否定しませんが。

つまり、よほど余裕がなければ、
「師匠を探すこと自体が困難である」
ということを示していると思うのですよ。

あなたが「師匠を見極める目を持っている」という自信があるなら
もう悩んでもいないだろうし。

もしそうなら、
自分自身で歩みを進めるんじゃないかって思うんですけどね。

経営者を真に助けてくれるのは「答えをくれる人」なのか?

この疑問を感じたからこそ
私は師匠を探し続けることをやめたのです。

尊敬できる人と出会えたら、それはそれで価値がある。

でもハンドルを預けるわけにもいかないし、
自分の「存在」「在り方」の方がずっと大事。

そう、私が本当にほしかったのは、
「答えをくれる人」じゃなかった。

自分自身が、
「より深く考え続けられる環境」のほうだったのです。

その環境はずっと身近なところにあって
多くの人は「相談相手」として見ていなかっただけなんですが。

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この記事を書いた人

会計事務所で20年以上働いてきましたが、税理士ではありません。■中小企業診断士として登録してますが、診断しない診断士です。■むしろ資格よりも人を見るクセがついたのかも。■社会人のスタートはプログラマーでした。PCはかなり好きです。自作経験もあります。■ただ、Macにはいまだに苦戦中。Windows歴が長すぎるので(笑)

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